浮気調査の費用は慰謝料で請求できるか?浮気調査 費用 慰謝料 請求の条件と判例を弁護士連携の探偵が解説
- 7月11日
- 読了時間: 10分

はじめに |
浮気調査の費用を慰謝料として相手に請求できるか、弁護士連携のカイマ探偵社が判例をもとに解説します。
「探偵への調査費用は自分持ちになるの?」「相手に請求できると聞いたけど、本当?」——これはカイマ探偵社への相談で最も多い質問の一つです。
結論から言います。浮気調査の費用を相手に請求することは可能ですが、全額が認められるケースはほとんどありません。 請求が認められるかどうかは、調査の必要性・有効性・費用の相当性という3つの条件をすべて満たすかどうかによって判断されます。
この記事では、実際の判例をもとに「認められるケース・認められないケース」を具体的に解説し、費用を最大限回収するための戦略まで説明します。
浮気調査費用を相手に請求できる法的根拠 |
浮気(不貞行為)は民法709条・710条に定める不法行為に該当します。不法行為によって損害を受けた場合、その損害を加害者に賠償請求できます。
浮気調査費用が「損害」として認められるためには、不法行為(不貞行為)と損害(調査費用の支出)の間に相当因果関係があることが必要です。
つまり、「パートナーが不貞行為をしなければ、この調査費用は発生しなかった」という因果関係が明確であれば、損害として認められる可能性があります。
ただし、民事上の損害賠償制度は「損害の公平な分担」を目的とするため、社会通念上相当と認められる範囲内の費用のみが対象となります。高額すぎる調査費用は、たとえ因果関係があっても全額認められないケースがほとんどです。
浮気調査の費用を慰謝料として請求が認められる3つの条件 |
裁判所が浮気調査費用の請求を認めるかどうかは、以下の3つの条件をすべて満たすかどうかで判断されます。

条件①:必要性(探偵調査が不可欠だったか)
探偵に依頼しなければ不貞行為の事実を立証できなかったことが必要です。
必要性が認められやすいケース
相手が不貞行為を全否定している
既存の証拠(LINE・領収書等)だけでは不貞の立証が困難
ラブホテルへの入退室など、第三者による客観的証拠が不可欠だった
必要性が認められにくいケース
相手がすでに不貞行為を認めていた
LINEのやりとりなど他の証拠が十分存在していた
調査前から不貞の事実がほぼ確定していた
条件②:有効性(調査が証拠として機能したか)
取得した調査報告書が、実際に慰謝料請求・離婚調停・裁判において証拠として使われ、有効に機能したかどうかが問われます。
調査を依頼したものの証拠が取れなかった場合や、取得した証拠が法的に使えなかった場合は、費用の請求が認められない可能性が高くなります。
条件③:相当性(費用の金額が社会通念上相当か)
裁判所は調査費用の全額ではなく、「社会通念上相当な範囲」の金額のみを認めます。
一般的に裁判所が相当と認める浮気調査費用の目安は10万円〜30万円程度とされており、100万円を超える高額な調査費用は大幅に減額されるか、請求が認められないケースがあります。
請求が認められた判例・認められなかった判例 |
【認められた判例①】東京地方裁判所 令和4年6月9日判決
事案の概要
原告は配偶者の不貞を疑い探偵に調査を依頼。調査費用約46万円を支出し、ラブホテルへの入退室を証拠として取得。この証拠が決め手となり不貞行為が認定された。
裁判所の判断
調査費用46万円のうち、10万円を不貞行為と相当因果関係のある損害として認定。
ポイント
探偵調査がなければ不貞の立証が困難だった(必要性あり)
証拠が裁判で実際に機能した(有効性あり)
ただし全額ではなく、相当範囲として10万円のみ認定
【認められなかった判例①】東京地方裁判所 令和3年判決
事案の概要
原告は令和2年秋頃から配偶者の朝帰りに気づき、同年11月末頃には「浮気を確信していた」と本人も認める状況。その後12月25日に探偵を依頼し、167万円の調査費用を支出。
裁判所の判断
「原告は調査依頼前から不貞行為を確信していた」ため、調査費用と不貞行為の相当因果関係を否定。請求を棄却。
ポイント
調査前から不貞の事実がほぼ確定していた(必要性なし)
探偵依頼が証拠収集に不可欠だったとは言えない
【認められなかった判例②】SNS証拠が先行したケース
事案の概要
SNS(Instagram)のやりとりから不貞行為が明確に確認できる状態で、さらに探偵に調査を依頼して費用を支出。
裁判所の判断
「SNSにより不貞の事実が既に判明していたにもかかわらず探偵に依頼した」として、調査の必要性を否定。請求を棄却。
ポイント
他の証拠で十分立証できる状況で調査した(必要性なし)
調査費用の支出は依頼者の任意判断
【一部認められた判例】手帳に名前のみの記録があったケース
事案の概要
手帳に不貞相手の名前は記載されていたが、不貞行為自体を証明する証拠がなかった状況で探偵に調査を依頼。
裁判所の判断
「証拠として不十分な状況での調査」として必要性を一部認定。調査費用の一部を損害として認定。
ポイント
不貞の可能性は高いが証明できない状況(必要性あり)
全額ではなく一部のみの認定
裁判で認められる費用の相場 |

判例の傾向を整理すると、以下のようになります。
状況 | 認められる金額の目安 |
全額認定 | ほぼなし |
一部認定(一般的なケース) | 10〜30万円程度 |
弁護士費用(別途) | 認定慰謝料の約10% |
調査費用が高額すぎる場合 | 大幅減額または棄却 |
重要なポイント
調査費用の全額回収を期待するのは現実的ではない
認められる金額は「社会通念上相当な範囲」で判断される
調査費用が高額になるほど、認められる割合が下がる傾向がある
示談交渉では裁判基準より高額に合意できるケースもある
調査費用を最大限回収するための戦略 |
戦略①:調査前に弁護士に相談する
調査を依頼する前に弁護士に相談し、「この状況で探偵調査は必要か」「どのような証拠が必要か」を確認することが最重要です。
「必要性」が認められるかどうかは、調査前の状況によって決まります。弁護士の判断を得ておくことで、後の費用請求でも「弁護士が必要と判断した調査」として説得力が増します。
戦略②:費用が相当な範囲内の探偵社を選ぶ
裁判所が認める調査費用の目安は10〜30万円程度です。高額すぎる調査費用は、たとえ証拠が取れても請求が認められないか大幅に減額されます。
調査費用が社会通念上相当な範囲に収まっているかどうかが、費用回収の重要な条件になります。
戦略③:証拠の有効性を確保する
取得した証拠が実際に裁判・調停で機能することが「有効性」の条件です。弁護士連携のもとで調査設計を行い、法的に有効な証拠を取得することが費用回収の前提になります。
戦略④:示談交渉で費用を請求する
裁判では認められる金額に限界がありますが、示談交渉では当事者間の合意によって調査費用を含めた金額で解決できるケースがあります。相手が裁判を恐れている場合、示談で調査費用を上乗せした金額での合意が可能です。
費用対効果の正しい考え方 |
浮気調査を検討する際、多くの方が「調査費用 vs 慰謝料」という計算をしがちです。しかし、これは正しい費用対効果の考え方ではありません。
調査費用の本当の価値
調査しない場合 | 調査した場合 |
証拠なし→相手に否定される | 証拠あり→否定できない |
慰謝料請求が困難 | 慰謝料請求が可能 |
離婚交渉で不利 | 離婚交渉で有利 |
相手が有責配偶者と認定されない | 有責配偶者として認定可能 |
精神的な不確実性が続く | 事実が明確になる |
証拠がない状態では、慰謝料請求そのものができません。調査費用は「慰謝料を取るための必要投資」と考えることが正しい見方です。
また、調査費用の全額は回収できなくても、証拠があることで
慰謝料の金額が上がる
離婚条件(財産分与・養育費)の交渉が有利になる
相手が早期に示談に応じる可能性が高まる
これらを総合的に考えると、調査費用は「回収できるかどうか」より「調査することで得られる総合的な経済的・法的メリット」で判断することが重要です。
カイマ探偵社の料金が「相当な範囲」に収まる理由 |
カイマ探偵社の料金体系は、裁判所が「相当な範囲」として認める基準を意識した設計になっています。
料金体系
基本料金:15,000円/時間(税込16,500円)
最低調査時間:5時間(75,000円/税込82,500円)
車両費:15,000円(税込16,500円)
延長:15,000円/時間(税込16,500円)
調査経費・潜入費:実費(事前説明あり)
なぜ相当な範囲に収まるか
①完全自社調査・中間マージンなし
外注・提携業者への再委託を行わないため、余分なコストが発生しません。調査費用が適正な水準に保たれます。
②調査員増員でも基本料金は変わらない
調査員が2〜5名体制になっても時間単価は変わりません。「人数が増えた分だけ請求」という構造にはなっていません。
③事前見積もり・追加請求なし
契約前に費用の上限を明示し、追加請求は発生しません。「気づいたら高額になっていた」という事態が構造的に起きません。
④必要な調査だけを設計
弁護士と連携して調査の必要性・範囲を事前に確認するため、不要な調査で費用が膨らむことを防ぎます。
よくある質問(FAQ) |
Q1. 調査費用は全額相手に請求できますか?
A. 全額認定されるケースはほぼありません。裁判では10〜30万円程度が認められる傾向があります。示談交渉では合意次第でより高額な請求も可能です。
Q2. 調査費用を請求するためにはどうすればいいですか?
A. まず弁護士に相談し、調査の必要性・証拠の有効性を確認してもらうことが重要です。カイマ探偵社では調査後の弁護士への橋渡しもサポートします。
Q3. 相手がすでに不貞を認めている場合でも調査費用は請求できますか?
A. 困難です。相手がすでに認めている状況では「調査の必要性」が否定されるため、費用の請求が認められないケースがほとんどです。
Q4. 調査費用が高額になった場合、全額請求できますか?
A. 高額になるほど認められる割合は下がります。100万円を超える調査費用は大幅に減額されるか、請求が認められないケースがあります。
Q5. 示談交渉で調査費用を含めることはできますか?
A. 可能です。示談では当事者間の合意で金額を決められるため、調査費用を上乗せした形での解決ができるケースがあります。
Q6. 弁護士費用も相手に請求できますか?
A. 認定された慰謝料の約10%程度が弁護士費用として請求できるケースがあります。全額は認められません。
Q7. 証拠が取れなかった場合でも調査費用を請求できますか?
A. 証拠が取れなかった場合は「有効性」の条件を満たさないため、費用請求は困難です。
Q8. カイマ探偵社の料金は相当な範囲に収まりますか?
A. 当社の料金体系は時間単価15,000円(税込16,500円)の完全時間制で、裁判所が相当と認める範囲内を意識した設計です。詳細はご相談ください。
Q9. 足立区・川口市・越谷市・古河市以外でも対応できますか?
A. 東京都・埼玉県全域に対応しています。まずはご相談ください。
Q10. 無料相談で費用の見積もりをもらえますか?
A. はい、無料相談で調査内容・費用の見積もりをご提示します。見積もり後に契約するかどうかはご自由に判断いただけます。
カイマ探偵社に相談する |
カイマ探偵社では、調査費用が「相当な範囲」に収まるよう、顧問弁護士と連携した調査設計を行います。費用対効果を最大化するための調査計画を、無料相談の段階からご提案します。
カイマ探偵社の強み
調査歴10年以上のベテラン調査員が担当
顧問弁護士と連携した調査設計・費用回収サポート
完全自社調査・中間マージンなし
料金明瞭(15,000円/時間・税込16,500円)、追加請求なし
足立区・川口市・越谷市・古河市の4拠点体制・最短45分対応
まずは無料相談から。匿名でのご相談も歓迎します。
【LINE無料相談】
カイマ探偵社
東京都足立区西伊興1-1-23 2F
探偵業届出番号:東京都公安委員会 第30240039号
対応エリア:足立区・川口市・越谷市・古河市
24時間365日受付|最短45分で調査開始


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